症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

去勢手術①


今日のお話は、フクロモモンガさんの去勢手術のお話です。

今回ご紹介するのは、オスのモモンガさんで、来院時すでに自咬症を発症していた子です。(自咬症とは、文字通り自分で自分を傷つけてしまう症状です。軽度のものから重度のものまであり、重度の場合はこれが引き金となり細菌感染や出血死などする場合があります。)

一度発症すると、まず治らないといわれる厄介な病気「自咬症」。 この発症原因はまだはっきりと分かっていませんし、同時に治療法も確立されていません。しかし、一説には去勢手術が自咬症に一定の予防効果があるとする説 があります。これに関して、科学的根拠は示されていないため「ホンマでっか?!」という気持ちで読んで頂ければと思うのですが、臨床的感覚として理解できる部分があります。 というのも、自然界で暮すモモンガは、ハーレム(1匹のオスと複数のメスからなる集団)を形成して繁殖を繰り返す生き物だからです。 飼育環境下では、交尾ができない状況が間々ありますが、これがオスのモモンガにとっては大きなストレスとなると考えられるからです。

自咬症は、命を落とす可能性のある恐い病気です。 オスのモモンガを飼育しておられる皆さん。知っていて損な事はないので、このお話を頭の片隅に入れておいてもいいかしれませんね。

※写真の子は今回手術した子ではありません。我が家のオスのモモンガくんです。

去勢手術の症状
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