今回ご紹介するのは、足に黄色いできものができてしまったロシアリクガメさんのお話です。
体の表面に「できもの」を発見した時、きっと多くの飼い主さんは「腫瘍」を疑うのではないでしょうか。
「腫瘍」に対するイメージはやはり「死」を連想してしまうのかもしれません、とても不安な気持ちで来院される方が多いように思います。しかしながら、実際は腫瘍じゃない場合もありますし、良性であれば命に関わらないことがほとんどです。
なので、その不安を払拭するためにも、できものを発見したらまずは診察してみましょう!
今回のロシアリクガメさんも、後ろ足の付け根に黄色いできものができたということで来院されました。検査した結果、細菌感染が原因で形成される「膿瘍」というものでした。
これは、命に関わる事は少なく、ほとんど完治します。
膿を摘出して、きれいに治りました!良かったですね!!
まだ1年経たないロシアリクガメさん。手のひらサイズで、とっても可愛らしいですね!
後ろ足の付け根に黄色いできものが・・。一体なんなんでしょうか。検査していきましょう。
検査結果、膿が固まっていたようです。おそらく、感染症でしょう。膿を摘出して下写真)綺麗になりました!
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