症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

牧草による外耳炎


その「片耳だけ」の痒み、実は耳の中に“異物”が刺さっていませんか?
チンチラが耳を痒がる仕草を見せたとき、実はこれ、犬や猫のように「ありふれた外耳炎」であることは滅多にありません。

もし、あなたのご家族であるチンチラが「片方の耳だけ」を執拗に掻き、出血するほど傷つけているとしたら……。それは病気ではなく、耳の奥深くに突き刺さった牧草が原因かもしれません。

チンチラの外耳炎は非常に珍しいケースです
チンチラの耳は本来、非常に清潔でトラブルが少ない場所です。だからこそ、片側だけを異常に気にする仕草は、身体が発している緊急事態のサインといえます。

今回来院した子も、耳の奥深く、肉眼では絶対に見えない場所に一本の牧草が迷入していました。異物の不快感に耐えきれず、自ら耳を掻きむしり、激しい炎症と出血を起こしていたのです。

当院では、暗く狭い耳道でも確実に原因を特定するため、全身麻酔下での耳道内視鏡検査を行っています。

ピンセットでは届かない、あるいは肉眼では捉えられない場所に刺さった小さな刺客を、内視鏡の眼で正確に把握し、安全に摘出します。

「ただの痒みかな?」「汚れかな?」そう思って様子を見ている間に、繊細な耳の構造が傷つき、取り返しのつかないダメージを負ってしまうこともあります。

以下のサインが見られたら、すぐにご相談ください。

・片耳だけをずっと掻いている

・片方の耳だけ倒れている、または汚れている

・頭を激しく振る

チンチラの特殊な耳の構造を熟知した専門的な治療で、一刻も早くその苦痛を取り除いてあげましょう。

牧草除去の様子


公式Youtubeチャンネル
おすすめ動画
  • 飼い方・知っておくべき9選

  • 獣医師が教える多い病気6選

チンチラの動画リストを見る
来院が難しい方

まさの森・動物病院は、診療時間に来院いただくことが難しい場合に、様々な診療方法をご用意しております。

往診

来院が困難な動物については午前と午後の診療の合間に、ご自宅までお伺いする往診にて診察・治療を行っています。

夜間診療

急患の場合には、夜間・休日の時間外診療をお受けしています。一人での診療になるため対応できない場合もございますが、精一杯診療させていただきます。

遠隔診療 ※準備中

エキゾチックアニマルの診療可能な動物病院はかなり少ないのが現状です。当院は日本全国からのご相談にもZoomに繋いで遠隔にて対応させていただきます。