症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

腸閉塞


フェレットは好奇心が旺盛で、布製品のおもちゃや、滑り止め用で床に敷くウレタンマット、犬用のゴム製品のおもちゃなどを噛みちぎったり、狭くて暗い場所に持っていってガジガジする習性があります。
そうやって、飲み込める大きさになったものを飲み込んで腸閉塞(腸管内に異物が詰まり食べ物が流れていかない)が比較的よくみられます。
特にヤンチャな2歳以下のフェレットさんに多い傾向があるようですが、それ以上のフェレットさんでも腸閉塞になってしまった症例もちょこちょこあることから、どの年齢でも注意が必要な病気です。
基本的に腸閉塞は勝手に治ることはなく、放置してしまうと確実に亡くなってしまうような緊急性の高い病気です。

治療としては、腸に詰まってしまった異物を摘出すること。つまり、全身麻酔で、開腹手術となります。(内視鏡という方法もありますが、適応症例はかなり限定的です)

症状は、吐き戻しか、口をくちゃくちゃする(気持ち悪い時のサイン)、前足で口のあたりを引っ掻く、腹痛(うずくまって動かない)、黒い便などがあります。
上記の症状が見られた場合は、すぐにフェレットさんを診ることができる動物病院へ連絡しましょう。

開腹手術で腸管切開して、異物を摘出したところ。

 
 手術後3日には元気になって退院の日を迎えることができました。

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