症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

ヘミペニスプラグ②


今回は、オスの個体で見られることがある「ヘミペニスプラグ」についてです。

ヒョウモントカゲモドキのオスは、尾の付け根付近に「ヘミペニス」という生殖器を収めています。
普段は体の内側に反転して収納されていますが、この場所に、まるでおがくずやチーズのような硬い塊が詰まってしまうことがあります。これが「ヘミペニスプラグ」です。

この塊は、古くなった皮膚細胞や分泌物、排泄物の残りなどが少しずつ蓄積して作られると考えられています。

「塊があるくらいなら大丈夫かな?」と思われるかもしれませんが、注意が必要です。
詰まった異物が周囲の組織を刺激し続けると、強い炎症を引き起こします。最悪の場合、炎症が進行して皮膚が破れ、穴が開いてしまう(穿孔)こともあります。

もしこのような塊や、腫れ、あるいは患部から膿のようなものが出ているのを見つけたら、早急なケアが必要で

もし詰まりが見つかった場合は、当院にて塊を優しく押し出し、物理的に詰まりを解除する処置を行います。

ヒョウモントカゲモドキは、体調が悪くてもギリギリまで隠すのが上手な生き物です。
だからこそ、私たちができる一番の予防は、日頃の「スキンシップ」と「観察」です。

・排泄の際、勢いよく出せているか
・お尻周りに不自然な膨らみはないか
・皮膚に赤みや汚れが溜まっていないか

健康な時の様子をよく知っておくことは、異変にいち早く気づくための最大の武器になります。

来院が難しい方

まさの森・動物病院は、診療時間に来院いただくことが難しい場合に、様々な診療方法をご用意しております。

往診

来院が困難な動物については午前と午後の診療の合間に、ご自宅までお伺いする往診にて診察・治療を行っています。

夜間診療

急患の場合には、夜間・休日の時間外診療をお受けしています。一人での診療になるため対応できない場合もございますが、精一杯診療させていただきます。

遠隔診療 ※準備中

エキゾチックアニマルの診療可能な動物病院はかなり少ないのが現状です。当院は日本全国からのご相談にもZoomに繋いで遠隔にて対応させていただきます。