症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

子宮蓄膿症①


子宮蓄膿症の症例写真

今日ご紹介するのはお腹の中に何かポコポコした塊があったわんちゃんをご紹介します。

わんちゃんでお腹を触診したときに、触ってすぐにわかるほどの大きさの物がある場合、比較的よくみられるケースとして以下のいくつかの可能性が考えられます。 1. 腫瘍 2. 変なものを食べた 3. 膀胱(おしっこがつまってしまった時) 4. 妊娠 5. 子宮蓄膿症 など。

今回のわんちゃんは他の病院で原因がわからず入院治療したものの改善も無く、その当時ご飯も食べれず当院に来院されました。触診してお腹の中に“何か”あることがわかり、血液検査、レントゲン検査、エコー検査を実施しました。 その結果、子宮蓄膿症だということがわかりました。

子宮蓄膿症とは、文字通り子宮の中に膿が貯まってしまう病気で発見が遅れてしまうと子宮破裂することもあり命に関わることもある怖い病気の一つです。 今回のわんちゃんは飼い主さんが異変を感じてから、診断に至るまでかなりの時間が経っており、一刻を争いました。その日の夜に手術をして外科的に子宮と卵巣を全部摘出することになりました。 3kg弱のチワワさんでしたが、かなりパンパンに大きくなった子宮の中には膿がいっぱいに・・・後で計ると約300gも重さがありました。

手術は無事成功!
手術の次の日にはご飯を食べるようになり、手術後の経過も良好で四日目には退院することができました!

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