症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

眼窩膿瘍


今回ご紹介するのは、目がポンポンに腫れてきてしまったウサギさんのお話です。

目が飛び出してきてしまうことを眼球突出といいますが、ウサギの場合はこの症状がでる病気がいくつかあります。例えば、エンセファリトゾーン症(寄生虫)や胸腺腫(腫瘍)などでしょうか。

そして、ウサギさんの眼球突出の原因で比較的多くみられるのが今回の膿瘍です。

眼球の奥に膿が貯まってきて、眼球を外に押し出すように膨らんでくる病気なんですが、膿が貯まってくるという事はどこかで感染を起こしているということになります。 どこで感染があるかというと、口の中・・・つまり奥歯の根っこで感染を起こして膿が貯まってきてしまうのです。

今回のウサギさんも左の奥歯の不正咬合があり、奥歯の根っこに感染を起こしてしまいました。エコー検査と細胞診で膿が貯まっているのを確認して、切開・排膿処置を行いました。

最初は元気も食欲もなく、ガリガリでしたが、経過は良好で体重も順調に増えてきてほぼ正常な状態にまで改善してくれました。今後は再発に注意して慎重に経過を観察していかなければなりません。

眼窩膿瘍の症例写真

左目が飛び出してしまったウサギさん。こぼれ落ちそうなくらい飛び出してしまいました。

眼窩膿瘍の症例写真

エコー検査で眼窩を確認して、針で細胞診を行います。どうやら膿が溜まっているようです。

眼窩膿瘍の症例写真

膿の出口がないので眼窩に溜まって眼球を奥から押し出していたと考えられました。眼球を刺さないように気をつけて、皮膚を切開して膿を出さなければなりません。

眼窩膿瘍の症例写真

処置後、2週間。経過も良好で腫れは引いてきました。膿も溜まってはいません。体重も増えてきて良かったね!

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