今回ご紹介するのは、頬袋がでてしまったハムスターさんをご紹介します。
ハムスターさんにはご飯を貯めておくことができる“頬袋”が口の中にあります(他の動物でいうとリスさんでも良く知られていると思います) この頬袋が反転して口の端っこから出てしまったのです(写真)。出てしまった頬袋はまるで“こぶとりじいさん”にでてくる“こぶ”のようです。その煩わしさからしきりになめたり、ひっぱったりしています。
こんなふうに反転して頬袋が出てしまう原因はいくつかあります。 一番多いのは感染です。尖った食べ物が頬に突き刺さって化膿したり、さらに自分で咬んでしまってひどくなったり。 その他にも頬に腫瘍が出来た場合でも出ることがあります。
問題の治療なんですが、
1. 押し戻して温存する方法
2. 外科的に切除する方法
があります。
今回のハムさんは元に戻すのが困難で外科的に切除しました。
昔話の“こぶとりじいさん”みたいに簡単に取ることはできません。
飛び出してしまった頬袋。どうしてこんなことが・・・。
まだ麻酔からさめていませんが、外科的に切除完了!
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