症例紹介

Case introduction
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腫瘍切除


まさの森・動物病院では、先日ハリネズミさんの腫瘍の切除術がありました。

犬や猫などのサイズの動物に関しては、術中、器官挿管して麻酔と呼吸の管理を行います。しかし、ハリネズミさんやハムスターさん、鳥さんなどの動物たちは器官挿管せずにガスマスクによる麻酔と呼吸の管理をしながらの手術をします。

今回のハリネズミさんも麻酔ガスの充満したケースに入り、しばらくすると夢の中。ぐっすり寝ているのを確認して、手術開始です。

まずは腫瘍周辺の毛刈りをするのですがハリネズミの毛は皆さんご存知の通り、固い針でできています。腫瘍の周辺の針を一本一本、小さなペンチで根元から切り取っていきます。その後消毒を済ませ、切除に移ります。今回の腫瘍は、皮下の小さな腫瘍だったので30分もかかりませんでした。

麻酔から覚めると、いつものようにしっかりと丸まって鉄壁のディフェンスポーズをとっていました。

犬や猫みたいに普段から体を撫でたりしてコミュニケーションをとる訳ではないうえに、針で隠れてしまうような大きさの出来物だったので、日頃からよく観察している飼い主さんなのでしょうね。小さなうちに発見し、手術できたことは不幸中の幸いです。

これからも元気に長生きして欲しいです。

腫瘍切除の症状
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