今回ご紹介するのは、立てなくなったセキセイインコさんのお話です。
人も医療や公衆衛生が発展するにともない、栄養性疾患や寄生虫感染は減少してく傾向にあります。動物の場合は動物種にもよりますが、だいたい同じような傾向にあると思われます。
今回のセキセイインコさん、立てなくなったということで来院されました。動画にあるように苦しそうに呼吸をして、上手く立てずにうずくまってしまっています。
動画はこちら飼育環境を確認してみると、粟玉で飼育されていたということで添加されている栄養剤の有無なども確認するに、チアミン欠乏などビタミンB郡の欠乏症が疑わしいと判断されました。
こういう間違った飼育方法が教えられている状況をみると、最低限分かっている正しい飼育法を発信していかなければならないのを意識させられます。栄養性疾患がみられるということは、鳥の臨床はまだまだこれからなのかもしれません。
このセキセイインコさんは飼育方法を改めてもらって、すぐに良くなりました!
動画はこちらインコ・オウムの危険な状態3選
気をつけるべき病気5選
まさの森・動物病院は、診療時間に来院いただくことが難しい場合に、様々な診療方法をご用意しております。
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急患の場合には、夜間・休日の時間外診療をお受けしています。一人での診療になるため対応できない場合もございますが、精一杯診療させていただきます。
エキゾチックアニマルの診療可能な動物病院はかなり少ないのが現状です。当院は日本全国からのご相談にもZoomに繋いで遠隔にて対応させていただきます。
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