症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

細菌感染


※傷口の写真が生々しいので、苦手な方はご注意ください。

先日、名古屋コーチンさんが来院しました。ペットショップの雌鳥なのですが、同居している雄鶏さんにつつかれたようで、右羽の裏に5センチほどの穴があいていました。

傷口から細菌感染したようで、皮と肉が剥離している状態でした。傷口から穴ぼこ状に開いた穴を覗くと、剥離した部分が袋状に広がっており、「鳥ムネ肉」がつるりと見える状態でした。そんな状態であるため、本来あるべき位置に肩を維持できず、負傷した右肩だけ下方へ落ちています。

それでもコーチンさんは毎日元気にごはんを食べ、卵まで生んでいるというのですから、すごいですね。

急いで傷口の洗浄と点滴、投薬を開始。経過は良好で、縫合もかんがえていたのですが、現在はきれいに治癒しました(写真右)。羽も本来の位置に維持できるようになり、表情も違ってみえますね。なんだかキリッとした印象です。

ペットショップの方は遠方から熱心に通院してくださいました。目の前にいる動物たちのことを大切に思う気持ちは、多くの飼い主さんと同じでした。

ショップの店員さんたちに毎日かわいがられて、益々元気になることを願います。

細菌感染の症状

治療前

細菌感染の症状

治療後

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